管理費会計を見直す ④

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管理費会計で削減可能な支出について、さらに検討を進めます。

ここからの削減項目は該当する組合は少数ですが、該当する場合は支出削減を目指しましょう。

費用削減検討リスト<管理費会計編>

1、貯水槽清掃・水質検査貯水槽を所有する管理組合
2、定期清掃管理員や清掃員が行う日常清掃以外で、年に数回ある大掛かりな清掃を実施している組合
3、植栽管理庭木の剪定や殺虫剤散布等の業務を外部に委託している組合
4、雑排水管清掃共用部および各住戸の排水管清掃を管理会社に発注している組合
5、消防設備点検延床面積が150平方メートル以上の組合(ほぼすべての組合が該当)
6、貸会議室理事会や総会を集会室を借りて開催している組合
7、日常修繕日常修繕のほとんどを管理会社に発注している組合
8、管理員・清掃員業務管理員・清掃員が常駐(週に〇日など)している組合
9、その他管理会社が行う付帯的なサービス管理会社が管理組合と契約している管理委託契約外の付帯的なサービス
10、全館一括ネット通信費用全館(全戸)一括でインターネット接続サービスを契約している組合
11、各種組合サービス(理事会議事録全戸配布等)その他管理組合費用で行っているサービスがある組合
12、マンション火災保険保険内容を見直す / 保険料を抑制する
マンション管理組合の管理費会計削減対象項目リスト

(項目1,2,3,についてはこちら)

(項目4,5,6,7,についてはこちら)

(項目8,9,についてはこちら)

(マンションの火災保険についてはこちら)

見直し項目10 全館一括ネット通信費用

マンションによっては、インターネット回線を全館一括契約し、すべての住戸からネット接続できるようになっています。各所有者は月額接続料金を払っているように見えませんが、実は管理組合が管理費会計からインターネット会社に費用を支払っています。

マンションに拠りますが、およそ戸数×2,000円前後/月 額が管理組合の支出となっています。

例: 全50戸のマンションの場合、年間120万円前後

この接続契約料の見直し(値下げ)をインターネット会社に依頼します。契約更新年度が近い場合には値下げに応じてくれる可能性があります。

例えば、1戸当たり300円/月の値下げが実現すると、

<例>(300円×50戸)×12ヶ月=18万円/年 などのように、まとまった額の支出削減ができます。

見直し項目11 各種組合サービス

最後に、管理組合が提供している細かな居住者向けサービスもその費用対効果を検証し、廃止を検討しましょう。

例えば、理事会の議事録を全戸に配布している、クリスマスやお正月の飾りつけを購入して実施している、など、「なんとなく続けている支出」の見直しを行いましょう。

ちいさな管理

管理費の値上げが必要な組合は、これら費用の削減を並行して行うことで値上げに対する同意が得られやすくなります。

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