適切な修繕でマンションの価値を守るために

大規模修繕工事の進め方および大規模修繕工事に関する記事はこちらから↓

マンション管理 ひとくふう
大規模修繕工事の瑕疵(かし)担保責任保険
大規模修繕工事
管理組合の自主性と修繕積立金を守るために
ビル新聞 コラム
元理事長が連れてきた建築士の話(ビル新聞コラム 第23話)
マンション管理 ひとくふう
<番外編>コンサルタントを見極める ~大規模修繕工事の進め方~
大規模修繕工事
⑦修繕工事開始からアフター点検とその後の取り組み ~大規模修繕工事の進め方~
大規模修繕工事
⑥資金計画と総会承認~大規模修繕工事の進め方~
大規模修繕工事
⑤見積もりを取得する~大規模修繕工事の進め方~
大規模修繕工事
④工事範囲を決定する~大規模修繕工事の進め方~
大規模修繕工事
③ 概算工事費(仕様書)を作成する~大規模修繕工事の進め方~
大規模修繕工事
マンションの修繕工事と談合
大規模修繕工事
② 建物の劣化状況を診断する~大規模修繕工事の進め方~ 
大規模修繕工事
①修繕委員会の設置 ~大規模修繕工事の進め方~ 

大規模修繕工事とは

 大規模修繕工事とは、マンションに快適で安心して住み続けるために行う修繕工事や改修工事のうち、工事内容が大規模で費用が高額、かつ工事期間が長期にわたるものをいいます。

 マンションの外壁周りに足場を組みネットを設置し工事をしている光景を見かけますが、それが大規模修繕工事です。

 過去には、12年周期で行うことが一般的とされてきましたが、最近では、15年~18年周期で実施されることが多くなっています。

 大規模修繕工事をコントロールすることは、長期的なマンション運営の明暗を分けると言って過言ではありません。

 この特集では、管理組合が大規模修繕工事を主導するために、その手順ひとつひとつを細かく説明します。

 大規模修繕工事の費用を抑え、マンション会計を健全に保ち持続可能な管理運営を目指しましょう。

大規模修繕工事の流れ

 大規模修繕工事は、検討開始から工事完了まで様々な事案が発生しますが、小さく分割して手順を踏めば難しくありません。

 手順は大きく分けて以下のようになります。

  • 修繕委員会を発足させる
  • 建物診断実施
  • 概算工事費(仕様書)の作成
  • 工事時期の決定(すぐ実施か先延ばしか)
  • 工事内容と範囲の決定
  • 工事会社選定
  • 工事監理会社の選定(監理を依頼しない場合もあり)
  • 総会開催(工事会社・監理会社・工事費用の承認)
  • 各契約
  • 工事説明会開催
  • 工事開始~終了
  • 完了検査実施

 

大規模修繕工事の流れ

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