長期修繕計画総括表ページの見方

長期修繕計画総括表とは

長期修繕計画総括表とは、向こう25~30年間に予定されている工事・修繕の場所・内容・時期および想定予算を一覧にした表です。

A3横になっていることが多く、この総括表の後ろにはさらに詳細な内容を記載した、「長期修繕計画表(推定修繕項目別・年度別)」が付いています。

修繕個所とその時期および金額を確認する

長期修繕計画総括表には下記の内容が記載されています。

  • 工事・修繕の個所
  • 修繕の項目(屋上防水・床防水など)
  • 修繕予定時期
  • 予定工事費
  • 予定工事額の合計
  • 修繕積立金収入の年度合計
  • 工事支出と積立金収入の収支  その他

まずは、工事項目と予定時期および予定工事額を見てみます。

長期修繕計画書の見方

拡大すると下記のようになります。

建物の、鉄部塗装等が2018年度に1,550千円で実施予定になっています。👆

鉄部塗装等の場所と修繕方法とその周期が、先の記事の(「推定修繕工事項目、修繕周期等の設定内容」のページ)に掲載されていましたね。👇

この鉄部塗装の内、どの箇所が2018年度に1,550千円で実施を予定されているのかは、総括表では分かりませんので、「長期修繕計画表(推定修繕項目別・年度別)」のページで確認する必要がありますが、今回の説明では省きます。

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予定工事費と修繕積立金の収支を確認する

次に、総括表の「支出」と「収入」の部分を見てみます。

長期修繕計画書総括表

拡大した表がこちらです。👇

長期修繕計画統括表 収支部分拡大

「支出年度合計」とは、該当年度に実施が予定されている修繕の工事費合計です。

「収入年度合計」とは、当該年度の修繕積立金の合計金額です。

多くの組合で収入源は「修繕積立金」のみですが、駐車場使用料収入などが修繕積立金会計に算入されている組合もあります。

「年度支出」とは、当該年度の収入合計から支出合計を引いたものです。こちらが毎年赤字になっていませんか?

当該年度ごとに確認する

次に、年度ごとの予定修繕内容と金額および収支を見ていきます。

該当年度には、どのような修繕や工事がいくらで予定されていますか?

不要な修繕や時期尚早な修繕は含まれていませんか?

また、必要な修繕が実施されず長期間先送りにされていませんか?

修繕積立金の不足により修繕が実施されていないなら、修繕積立金の値上げを行う必要があります。

修繕積立金の値上げは先送りにすればするほど値上げ幅が大きくなり、同意を得ることが困難になります。

これらを見極めるために、総括表は大変貴重な資料です。

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・管理規約と標準管理規約

・長期修繕計画書の見方

・組合会計の基礎知識 ほか