元管理会社フロントの本音
マンションを購入する際、立地条件や予算或いは自分の好み等で選ぶ人がほとんどで、管理会社で選ぶというのはあまり聞かない。
このため、マンションの住人にとって管理会社は新築分譲時に初期設定された存在である。管理会社を住人自らが選んではいないということだ。
管理会社の担当者(フロント)にとっては、このお客様に「選ばれていない」事実が、業務を行う中で苦労を増幅させていると思う。
マンション所有者さんの中には、管理会社を敵視している方が居る。
敵視とまではいかなくても、怪訝に思っている方は非常に多い。
自分で選んでもいない会社が、工事だ、修繕だと言いながら自分たちの積立金をどんどん使っていくとすると、納得できないのは当然だ。 その上、理事会が「管理会社の言いなり」であれば、不信感は募る一方だろう・・・。
管理会社フロントの本音は・・・
2024年5月追記
一人の担当者(フロント)が15を超えて20とかそれ以上の管理組合を担当すると、もう正常なオペレーションはできないと思う。
「管理会社は何もしてくれない」とはすなわち、「担当件数が多すぎて何もできない」状態だ。
手が回らな過ぎて、トラブルがトラブルを呼び解決できずにクレームに繋がり、さらにトラブルとなる。もしあなたの管理組合にこのような担当者が就いているなら、管理会社変更をお勧めする。
しかし、管理会社はクレーム産業でありフロント職は出入りが激しい。管理会社変更が功を奏するかは、「運」であり、ギャンブルだと思う。
管理組合自らが問題解決に当たる。
本当の解決はここにしかない。

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