管理を買う時代がついに来た?!
アットホーム(東京都大田区)の調査(2023年11月)によると、マンション購入の条件として「立地」を重視される方が多く1位となったが、回答の2位は「管理費や修繕積立金の妥当性」だったとのことです。
これは、中古マンションの購入を検討するお客さまを担当したことがある全国のアットホーム加盟店を対象に実施した調査結果です。
マンション管理の重要性はこの数年で劇的に変化しています。管理費や修繕罪当た手金の爆高が報道されるなど、持続可能なマンション所有が危ぶまれています。
このような時代の変化を知らずにマンションを購入することは、5年後10年後のマンションリセールの際、その価格が大きく下がる危険性を無視した行為となるでしょう。
修繕積立金を管理会社からの提案のまま使い続けた結果、修繕積立金が何倍にもなったなどというケースは珍しくありません。
マンションの財政状況や管理組合の自主性や計画の妥当性を確認し購入することは、もはや当然の行為となっています。
管理組合も、その現実を踏まえ財政を健全に保ち主体的に運営することで市場価値を努力を続けることが大切です。
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過去の記事
5年前の国土交通省による「平成30年度マンション総合調査」での一般のマンションの購入に際して考慮した項目の1~5位は下記の内容でした。
アットホーム(東京都大田区)の調査によると、
1位 駅からの距離など交通利便性 72.6%
2位 間取り 63.7%
3位 日常の買い物環境 52.8%
4位 周辺の公共施設立地状況 39.4%
5位 眺望 32.1%
ちなみに、マンション共用部分の管理状況を考慮した人は11.5%の10位です。(選択肢は全12)
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理事が知るべき、マンション運営の基本を解説した冊子
マンション運営の基礎が学べる冊子あります。
・管理組合とは
・管理規約と標準管理規約
・長期修繕計画書の見方
・組合会計の基礎知識 ほか