マンションを買う前に知るべきこと
あなたが今購入しようとしているマンションは築何年だろうか?
国土交通省調査によると、2026年には、築50年を超えるマンションは60万戸に上ると推計されている。(住戸数)
これを単純に全マンションの平均戸数50で割ると、約12,000棟となる。
数年内に、おおよそ12,000棟のマンションが、築50年を超過し、建て替えもしくは取り壊しもしくは延命のための大工事のいづれかの選択に迫られている。
加速するマンションの高経年化に対し、建て替えや取り壊しはほとんど進んでいない。
現実的に建て替えを実施できるのは、相当な立地条件のマンションに限られると予想されており、大半のマンションは建て替えは不可能だと推測される。
そして8年後の2031年には、同じ選択に迫られるマンションが、およそ23,000棟に激増する。
築50年を超えるマンションの平均所有者年齢は相当に高齢化していると考えられる。検討を重ねる余地はそう長くない。
マンションを購入する場合には、築50年を過ぎても大規模な修繕を実施できる積立金があるか、もしくは取り壊す予定が協議されていてそのための資金のメドがついているかを確認する必要がある。
購入したマンションの運営が持続不可能に陥るような状況を避けるために、ちいさな管理では購入を予定されている方に対し「マンション管理の状況を診断」を実施している。
特に売却予定がある方はマンションの将来的な状況を推測するためにも有効だ。また、現在マンションを所有する方の、「売り時」判断にも活用が可能だ。
マンション売買時に、その管理状況の確認は必須だ。
後悔しないマンション売買のために活用しよう。
マンション管理状況診断について詳しくは下記ページをご覧ください
理事が知るべき、マンション運営の基本を解説した冊子
マンション運営の基礎が学べる冊子あります。
・管理組合とは
・管理規約と標準管理規約
・長期修繕計画書の見方
・組合会計の基礎知識 ほか