合いの手、入れてくれたんですよね?

とある仕事関係の方で、わたしのこのコラムをご愛読いただいている方がいる。(おそらく)

その方も分譲マンションにお住まいで(所有者)、

ご自身のマンションの管理組合運営について疑問を抱いているという話を聞かせてくれていた。

相当の期間、管理組合活動に関わってきていなかったが、委員に立候補され、久しぶりに理事会に参加された。

委員会とは、マンション共用部に必要な事柄に関して理事会とは別に話し合いを行い、その協議の結果を理事会に提案する組織だ。

委員会は理事会の下部組織に当たり、委員会での協議結果を理事会で検討し、理事会として採否を判断することが通常だ。

その方は、委員として第1回の理事会に出席された。
(この組合は、理事会に委員が出席する方法を採用している)

理事長が理事会運営についての説明を続けた後で、

とある理事が理事長が述べて決定しようとしている運営方法に異議を唱えた。

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ワンマン理事長にならないために

2024年5月追記

 管理組合が抱える問題の中に「ワンマン理事長」問題が少なからず存在する。

もちろん、管理組合から何らかの利益を得るために役員となり続ける方もいるが、管理組合のためを思って問題解決に当たっているうちに独裁化してしまうこともある。

 私個人としては、5年以上は理事会に居座るべきではないと思う。マンションは民主制の場であるからだ。

 長期間、理事長職に就いている場合は「独裁化していないか」を自問してほしい。

 貴重な労力を費やして独裁者になり果てることは誰の利益にもならない。

▶関連記事:元理事長が連れてきた建築士の話(ビル新聞コラム 第23話)」

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